着陸しても先は長い
エールフランスは無事に着陸したが、そこからは長い。
まず、パリがどんよりとして、曇っていることからテンションが下がる。
次に飛行機を出てからの国境警察がまたテンションが下がる。
いきなりモノレールのような乗り物に乗ってどうにかたどり着いたが、ここがなかなか進まない。
係の人が一人しかいないのである程度仕方ないが、この一人の仕事がとにかくゆったりしすぎ、自分の順番でも何の質問をされるでもなく、鼻歌歌いながらハンコ押すだけ。
近ツリの説明はあっさり
荷物の受け取りに20分くらいかかったのは仕方なく、その後近畿日本ツーリストの係の人と合流。
我々が参加したのは、ほぼフリーに近いツアーで、最低催行人数は二人だったが、直接我々の名前を書いた紙を示していたから、他には誰もいないらしい。
この係の人から簡単な説明を聞いたのだが、とにかくスリが多いという。
実際にそうなのだから仕方ないが、ほとんど眠れないまま疲れて到着した時にこういうことを聞くと、さすがにテンションが下がる。
この係の人にはホテルまでの送迎の車を案内してもらって終了。
ドライバーとは会話なし
ここからホテルまではこのドライバーブラス我々二名の状態。
天気は良くないし、途中の渋滞はかなりひどくて、抜け道を進んでいることくらいはわかるが、どこにいるのかさっぱりわからない。
このドライバーとは途中一言も話をしなかったし、奥様は寝ていることが多かったので、一人でぼーっとすることが多かった。
どうにか1時間ちょっとでパリでの滞在場所となるホテル、アストン・オペラに到着し、ここで係の女性と落ち合い、チェックインをして、今後の説明を聞く。
モンサンミッシェルツアーの内容がようやくわかった
何せモンサンミッシェルへ行くツアーがどこの会社なのかも、ここで初めて知らされるのが、このツアーの仕組み。
モンサンミッシェルに行くツアーがミキトラベル社のものだということがわかり、バウチャー類や説明書を受け取る。
この女性の説明は丁寧でわかりやすく、部屋まで来てお湯のチェックまでしてくれるのはありがたいのだが、モンサンミッシェルに行くツアーはスーツケースをホテルに預けるのではなく、バスで持っていくというから驚き。
後にホテルのフロントで預けられると聞いたから安心したが。
ホテルそのものは綺麗で快適そうなのは、さすがにアップグレードして良かったと思うが、シャワーカーテンがなかったり、洗濯物を干す場所が無かったりするところが少し不便。
とりあえず外出
この段階で疲労のピークだつたが、寝るまでに何も食べないわけにはいかないし、チップ用のお金も崩しておきたいので、とりあえず外に出てみる。
当初の予定では、この日は日曜日ということで、開いている店も少ないだろうから、フランプリという日曜日も開いているお店に行って買い物をしようと思ったが、クリスマスシーズンということで、営業しているところも多い。
特にホテルの近くにあるギャラリーラファイエットやプランタンはとてみきらびやかで、人出も多く、ちょっと見入ってしまう。
ただ営業時間は8時までなので、我々が着くと同時に閉店。
明日の集合場所はギャラリーラファイエットの前なので確認できたし、ロワジーバスの乗り場も良くわかったが。
マクドナルドでパンとコーヒー
ただフランプリの正確な場所を書いた紙を忘れてしまったので、近所を歩いてみたが、スーパーのようなものはなく、カフェもどれも混雑していて入りにくく、結局はマクドナルド。
マクドナルドそのものもかなり混雑していて、パンとコーヒーのみ。
とうやらこの日はワインにはありつけないようだ。
9時過ぎにホテルに戻ったので、外にいたのは1時間くらい。
オペラ・ガルニエの前も通ったが、本格的に観光して写真を撮るのはモンサンミッシェルから戻ってきてから。
モンサンミッシェルはもうすぐ
雨も降っていたし、人出は多いし、特に夜は治安も悪いと言うから。
翌日も朝は早いので、荷物の準備をして、お風呂へ。
ゆったりつかるわけにはいかないが、機内が窮屈たったので、これでも極楽。
さてこのあとグッスリ眠ることが出来るだろうか?
まあ、眠れなければバスの中で寝るだけのこと。
さあこの旅最大の目的地であるモンサンミッシェルはもうすぐだ。
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