第1回富山マラソン2015(ゴールまで)

レース(フルマラソン)

1446394019256.jpg28キロの段階で、残りは全て歩くことを覚悟していた。
スマホを取り出して、ジョグノに返信したり、書き込んだり。
このあたりは、田園風景が主となるところで、どうしても走っていて楽しくない。
それでも、沿道の家からは一家総出で見に来てくれる。。
上からの力で無理矢理動員している感もあるが、やはりこういう声援が力になる。
子供がたくさん並んで、ハイタッチを求められると、嬉しいもんだ。
ふと前を見ると、立山連峰。
高岡を出る時から快晴だったが、まだしっかりとお目にかかったことはなかった。
この眺めは元気づけられる。

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歩き始めた段階では、このままずっと歩いたら何時になるかとか計算していたが、少し気を取り直して、まずは早歩き。
走ると痛いのに、歩きは痛くないというのが、腸脛靭帯炎の不思議なところ。
痛くて早歩きをして、しばらくすると、痛みがひいてくる。
そこでランに切り替えると、300メートルくらいは走れる。
以降その繰り返しで、段々早歩きでの痛みの引きが遅くなってきたが、早歩きがキロ8分30秒くらいなので、時々走るとキロ7分前後には収まっていた。
沿道には馬に乗っての応援、薬のゆるキャラ、都道府県ごとの応援ののぼり等々、本当に力をもらった。
エイドでは創作和菓子やあんぱんを食べ、お腹いっぱいなくらい。
水とスポーツドリンクについては、ほぼ問題ない運営だった。
ただ、エイドを出た後の紙コップ回収の箱がもう少し先にあってもいいような。

1446394047811.jpg走ったり歩いたりをこれだけ続けるのは本当に辛いところだが、なんだかんだ終わりが来るもの。
富山大橋を渡り、富山城を横目にして、ゴールの環水公園に近づいていく。
あと1キロを切っても最後まで走り切れないのは姫路城マラソンと同じ展開。
ゴールが近づいてくると自然とこみあげてくるものがあったが、最後の400メートルだけは走ってゴールへ。
ネットで4時間37分40秒という、初マラソンと同じくらいのタイムでゴール。
さすがに嬉しいというよりは、終わってホッとしたという感じ。
やっぱりウルトラマラソンの1ヶ月後にフルマラソンというのは無理があったとは思うが、それを含めて気持ちの整理がつかないままのゴールだった。
このあたりは後で冷静になってから振り返ることにしよう。
環水公園の景色を眺めながら、この後どこに行くかを考えることにして、気持ちを切り替えた。

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