小山市の「中野屋酒店」で購入

本日飲み終わった日本酒の話。
栃木県小山市の杉田酒造が醸す「発光路強力 純米吟醸」。
ちなみに、読み方は「ほっこうじごうりき」。
買ったのは5月10日に小山に出掛けた時。
用事はすぐに終ったのたが、駅から離れて観光するような場所でもない。
ならば地元の日本酒でも買って帰ろうと、酒屋探し。
ネットで見つけたのは駅から5分ほど歩く「中野屋酒店」。
店の前には「鳳凰美田」ののぼり。
特約店らしいが、それは東京でも買える物。
お店に着くなり、地元でしか買えないものをリクエスト。
「門外不出」という銘柄と悩んだが、最後はこちら。
懐かしの強力
鳥取で知った「強力」米に懐かしさを感じた。
少し高かったけど、お出かけすると財布のひもは緩くなる。
一升瓶を買うと言ったら、お店の人に驚かれた。
確かに初めてのお酒で口に合わなかったら勿体ない。
でも、まーぶーの場合、それも楽しむことにしている。
過去に日本酒を買って1升飲むのに苦労したのは数度。
だいたいはアル添とか度数とか、最初から読み間違いの場合が多い。
まあ、小山から一升瓶背負って帰るのはどうかと思うが。
そういえば、帰りの湘南新宿ラインの時間を間違えて、駅に着いてから30分くらい待ったなんてこともこの日はあったな。
鳥取の縁もあり、まーぶー評価は「4.0」

飲んでみた感想として、これぞ強力とまではいかなかったが、米の旨味はしっかり。
2度ほど燗にしたが、あとは冷酒で。
まーぶー評価は「4.0」と少し甘めで。
酒蔵のホームページを確認してみた。
『希少な復活米・強力を用いて醸した純米吟醸酒です。「強力」米は鳥取県で主に栽培されていた品種ですが、戦後収穫量の関係で姿を消していました。その「強力」米をわずか五粒の種籾から有機栽培で時間をかけて増やしていき形にしました』
しっかり鳥取県のことが書いてある。
しかもその後には「鳥取県で復活させるまで幻といわれたお米」とまで書かれている。
そして、小山市ではない、現在鹿沼市になっている当時粟野町の町長が鳥取県に赴き種籾5粒を分けてもらったところからスタート。
栽培・収穫に至るも、鹿沼市には酒蔵がなく、小山市のこの蔵が強力の神お酒を造ることになったとか。
こんなつながりっていいな。
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